連れられてやって来たのは、駅近くにある雑貨店。
小物やちょっとしたアクセサリーなどがあって結構人気のお店だ。
すんなりとこういう所に連れてくるところも、女慣れしてるんだなと改めて思う。
「この店、知ってる?」
「もちろん。女の子なら喜ぶと思う」
「…フッ。と思う、か。ってことはキミは喜ばないってこと?」
「そうとは言ってないけど」
「ほらまた。キミさ、言葉にトゲ付けてるよね? 特に男に。なんとなくだけどね~。でも、オレの勘って当たるんだよ~?」
「さ、さあ。どうでしょうね?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…