ソンブルの去っていく後ろ姿を見つめ

私は一人ベンチに座る。

私はこんなに可愛いのに…

私は別れるなんて嫌よ…

私にはもうソンブルしか居ないの…。

私は諦めの悪い女なんだから!!

何としてでも好きになってもらうんだから!!

「今夜ソンブルの家に
行ってみようかしら」

と独り言を言う