私たち暴走族と名乗ってもいいですか?(下)


 お母さんが作ってくれたうどんを3人で食べる。

 男の子は泣きそうな顔してうどんを食べてた。

 猫舌なのかな?確かにあっついもんね。特にその理由は聞こうと思わなかったから、黙って食べ続けた。

「で、お前何歳?」

「んあ?あぁ、15」

 男の子の返答に思わず息を吐く。

 ため口で話してたけど、年上だったら失礼じゃんね。

「高校?」

「いや?中学」

「なら同級か」

 あ、早生まれのこと忘れてた…。でもまぁ、同い年だったからよかった。

「なんであそこにいたんだよ」

「は?不良にんなこと聞くのか?」

「…だな」

 自分で不良宣言した男の子。やっぱりなんか変だ。

「ねぇ、名前は?私は宮田秋奈。こっちは永井瞬桜」

「…山下、夏樹」

「夏樹くん?よろしくね」

 少し警戒するように名前を教えてくれた男の子…夏樹くんは何とも言えない顔で私を見てる。