………んっ

ここはどこ………

私が浮いてる…

あんな所に子供の頃の私と男の子がいる……


『〇〇くん!!なんで私のことを見つけられるの?』

『んー?なんでそんなこと聞くんだ?』

『だって、皆私の事みつけられないんだもん…皆私の事なんて知らないって…だから〇〇くんはどうして私が見つけられるのかなって思って!』

『……わかんないけど、咲良ちゃんがどこにいたって僕はちゃんと見つけるよ!!』

『本当に!?』

『うん!!』

『ありがとう!!』

あの男の子は誰なの…?

全く覚えていない……

何か大事な事を忘れている気がする…