「でも、 沙稀は生きれるんですよね?」 「それは今は何も言えません。 娘さんの回復を祈りましょう。」 沙稀はいま、 生死の境目にいるってことか。 先生の話が終わり俺の両親も沙稀のお父さんも みんなICUに向かった。 「先生……」 「あなたは……沙稀ちゃんの彼氏君?」 沙稀の主治医は女の先生だった。 「えっと、まだ……」