「あたしね、 事故にあって足がもう動かないの……」 「ごめんね、沙稀…… つらいときに私がいなくて。」 そばにいててほしかった。 あたしのランドセル姿も、制服姿も…… 「あたし寂しかったよ。授業参観にも運動会にも学芸会にも……来てほしかったよ、入学式も卒業式もそばにいててほしかった。」 「ごめんなさいっ……沙稀」 「いいの……、お父さんがいたから。 普段は出張ばかりで忙しいけど絶対行事は休んでくれた。だからあたしはここまでこれた」