蓮のおかげで忘れかけていた
お母さんの言葉も思い出せた。


蓮が幼馴染みで恋人でよかった。



じゃなきゃ、あたしお父さん達の再婚だって認めれなかった。


そして、また走りたいという気持ちにさせてくれた。



感謝してもしきれない。



「ありがとう、蓮……」


「ん?なにが?」