「あたし死ぬわけじゃないんだから」 俺の手を握る沙稀。 顔色は悪いけど手は少し温くて、 落ち着く。 「死なれたら俺、まじで立ち直れない」 「ふふっ。じゃあ、おじいちゃんになってもおばあちゃんになってもあたし死ねないね」 「……だな。 はやく元気になれよ〜?」 今のはプロポーズか?