「は?」 わたし、川畑杏羽(カワバタアズハ)の目の前で鬼の血相をしているのは、大学のゼミが一緒でそこから仲良くなった、川端朝葉(カワバタアサハ)。 通称、アサちゃん。 「鬼の血相ってなに? 喧嘩売ってる?」 「滅相もございません」 「そんなことはどうでもいいのよ。 で?アズの話はそれで終わりなわけ?」 もう、その眉間によった皺が怖いんだってば! 「うん、おわり。」 目の前からは盛大なため息が聞こえてくる