僕たちは叶わない恋をしている。

『ごめんなさい!』


その声は同時だった。


「それよりあなた、大丈夫?」


「大丈夫で…ああっ!!!!」


その人は、カフェで湊斗と一緒にいたあの綺麗な人だった。


「どうかしたの?」


「いえ、つい驚きが」


その瞬間、これは相手を知るチャンスなんじゃないかと思った。


「いきなりで申し訳ないんですが、名前!知りたいです!!!」