雪「泣きわめいてほしいの?」

暁「んーん、そんなことしたら
もう2度と泣けないように喉潰しちゃう」

冗談なのか本気なのか、真顔でゆう暁。
でも、族の人間だそのくらい簡単にするだろう

雪「そうか、それは困るな」

暁「でも、なんにもないのもつまらないね」

なんにもない?

暁「…なんか少しくらい表情変わらないの?」

雪「え?」

なんのこと?
表情?わたし今どんな顔してるの

暁「君気づいてないの?
さっきから君とってもつまらなそうな顔してるよ?」

あぁ、なんだ感情表情にでてるじゃん

雪「…だってつまらないから」

雪「くだらないもの。
わたしを囮にしなきゃ黒乱に勝てる自信がない情けないし、最初から自分たちで負けを認めてどーするの?」

わたしは馬鹿にするようにゆう

暁「…君自分がどーゆー立場かわかってる?」

やばくなるのを承知で言ったんだ

雪「わかってる、わたしは人質」

暁「なら、黙っててくれないかな」

暁は近づいてきた

グッ

雪「ヴっ…」

そしてわたしの首を片手で絞める

暁「確かに泣きわめかないのは良かったけど
君うるさい、だから潰す」

雪「…っ…」

昨日の風空のよりも苦しいや
あれでも、手加減しくれてたんだ…やっぱ風空も少しは反省してるのかも

ガチャ