優が気づいたとき扉が開いた

廉太「そーそー!馬鹿な両親に捨てられた哀れな俺も風空に拾われたの」

優「廉太!」

成「ダメ息子だの毎日のように俺に罵声を浴びせられた俺は死のうとして風空に声かけられた」

雪「あ、成も」

廉太となるが入ってきた

廊下まで話しがもれてたみたい

廉太「ヒメ、優にお届けもの!」

成「また同じ学校だな」

2人はそういって
学校の制服や、カバン、教科書を置いてくれた
そーえばわたし全部捨てたんだった
風空が気づいて用意してくれたんだろう

廉太「てか、黒乱のほとんどの人間は風空に拾われたやつばっかだよ」

話しを戻して廉太がいった

優「あいつ何者なの?」

雪「わたしたちも詳しいことは知らないんだけど、お金持ちみたいで、好き勝手できるみたい」

風空にはわりと謎が多い

優「なんだよ、親のすねかじってんのかよ…」

成「ちがうぞ、あいつはあの歳で
経済を学んで、自分の会社持ってんだよ
だから親じゃなくて金は自分で稼いだ金だ」

優「は?あいつそんな難しいことできんのかよ!」

廉太「風空は基本なんでも器用にこなすからな」

そして風空はやらせれば何でもできる
完璧人間

優「人間って不公平…」

ガクッと肩を落とす優