雪「優!!大丈夫?」

優「いって…ごめん、雪守れなくて」

雪「そんなことない!守ってくれた嬉しかったよ」

みんな、あの殺気だけでなにもできない。

鬼の圧力には誰も敵わない。

雪「ごめんね、優わたしのせいで…」

わたしは車のトランクから
救急箱をだし、湿布を優のお腹に貼った

優「雪のせいじゃ…ないっ」

雪「すごいよ、優
鬼の拳を受けて意識があるなんて」

ふつうの人なら気絶してるはず鬼は容赦しないから

優「いやぁ、俺もちょっとまえまで荒れててさ…はは」

優は困ったように笑った

雪「そうなんだ、でもきっと今ので鬼は優に目をつけた!お願い優!
優まで黒い世界に行かないでっ…」

優だけは守りたいっ

ポンポン

優「大丈夫。俺はどこにもいかない
言ったでしょ?ずっと一緒って」

『ずっと一緒』

ゆい

雪「ゆいもそう言っていなくなったよ…
あっ!え、ごめんね!なんでもない」

わたしは逃げるように車からはなれた

やばいわたしなに言ってんだろ