雪「優いくよ?」

優「う、ん」

優はまだなにも知らないから、ぎこちない

わたしは優と一緒に昼間きた伊達さんの車に乗る

風空「全員揃ったな、いくぞ」

風空を先頭にみんな走り出す

優「なぁ、どこむかってんの?」

雪「喧嘩場所」

優「はあ!?」

優が驚くのもむりないよね
いきなりそんな事言われるなんて

雪「ごめんね、優いきなりで」

優「いや、別にいーけど」

雪「黒乱はね、ほぼ毎日10時になると喧嘩しにいくの」

優「ほぼ毎日!?体もたねーじゃん!」

雪「だからわたしがいるの、怪我してもすぐに
手当できるように」

優「女の子をそんな危ないところに?」

雪「でも、ほらわたしゆいがいたから」

優「今はいないじゃん」

雪「それでも!…わたしは信じたいんだ
ゆいがいることを」

優「…ごめん、そーだよな」

雪「んーん、大丈夫」

優はわたしのこと心配してるんだよね

伊達「着きました」

車は止まりどーやら喧嘩場所についたようだ

雪「伊達さん今日はどことですか?」

伊達「今日は冷媒だですよ」

雪「そうですか、ありがとうございます」