白と黒

ゆい『雪…俺の最後の願いを…聞いて』

ゆいはだんだん苦しそうに言葉を詰まらせる

また薄くなるゆい

雪『やだ、最後だなんて言わないで…』

それはゆいが限界だとつげていた

ゆい『…ごめんね。
それでも…聞いて。』

雪『ゔっ…ひっく。』

とめどなく溢れる涙をゆいはすくいあげる

ゆい『っ…』

雪『ゆいっ!』

ゆいは立っているのも辛くなったのか

足をつく

ゆい『きいて…雪

昔俺に聞いたよね『ゆいの将来の夢は?』って
俺のしたい…こと、『2人でしよう』って』

覚えてる、覚えてるよ

雪『それがどうかしたの?』

ゆい『あったんだよ、ほんとは…夢、雪と…したいこと…』

雪『それは?』

ゆい『どんなに願ったって、どんなに、思ったって叶わないんだけど…さ…

ゆき』

ゆいはわたしの頬に手を当てる

雪『なに?』

もう、ほとんどゆいを感じられない…