鬼「やっと、やっとだ、お前を殺せば…俺は!!」

ゆい「風空から離れろ」

鬼「!?」

こいつは、風空じゃない。

ゆい「お前は鬼だ、風空とはまた別の人間なんだろ」

廉太「どおゆう…」

ゆい「お前は俺たちと同じだ。
雪から俺が生み出されたように
今は作りかけ。その段階なんだろ?
そして、鬼を完成させるには、俺を殺す他ない」

鬼「ふっ…そおだよ
俺はこいつの体を乗っ取る
その為にはこいつの願いを叶えなきゃなあ?」

優「ね、がい?」

鬼「こいつの願いはただ一つ。
誰よりも強くなること
それにはお前が邪魔だ。」

ゆい「だろうな。
俺だって強くないんだけどな…」