ゆい「雪がいつだって求めているのは。
人の温かさなんだ。」

黙ってゆいの話を聞いた。

ゆい「優雅お願いだ。」

優雅「ん?」

初めて聞く幼馴染のお願いは

絶対に他人になんて頼みたくない物だった

ほんとうは全部

ゆい「俺が雪に出来ないこと」

ゆいが

自分自身で叶えたいことなのに

ゆい「俺の代わりにしてあげて。」

とても悲しいお願いだった。

なのに…俺は

それを気づかないうちに破っていた。