白と黒

それと同時に俺も君たちに会えるのが嬉しかった。

小学校高学年に上がった頃

雪は新しい家に引き取られた。

少し寂しかったけど

住んでいる場所からそう遠くはなく
俺はほとんど毎日2人に会いに行った。

優雅「ゆきー!」

雪「優雅!」

優雅「今の家はどう?」

雪「うん、お、お母さんも、お父さん?も
すごく優しいの!」

お母さん、お父さん
そう呼びなれてないからか雪は照れながら俺に
家族の話をしてくれた。

雪「だから、だからね、ゆいのことも
言おうと思ったんだけど…
ゆいは言うなって…」

この頃から、ゆいの存在は普通では有り得ないことだと
認識はしていた。

だけど俺にとったらそんなことは関係ない。

でもほかの人にとったら…

優雅「ゆいは自分の存在が知れることで
雪に害が及ぶことを恐れてるんだよ」

ゆいもそのことは誰よりも理解してたし

雪「でも…あ。…ごめん、かわ…る…」

ゆい「…時間切れだ」

とても苦しんでいた

この頃の雪はまだ活動時間の感覚が掴めてなくて
急にゆいに変わることが多々あった。