雪「はっ。はっ…はぁっ…」

なに今の…夢?

周りを見渡すと
ゆいも、風空もいない。
わたしの感情…黒い空間が広がっている

ゆい「雪…大丈夫?」

ふわっと、ゆいが現れた

雪「…ッ。ゆいっ…ゆいっ!!」

わたしは泣きじゃくりながらゆいにしがみついた

ほんとは、こんな汚れたわたし
ゆいに触る資格もないのだけれど。
今だけ。お願いだから。あなたに触れさせて…

ゆい「どうしたの」

雪「わたしはっ…何でこんなにもっ最低な奴なんだっ」

消えて…なんて…そんなこと思ってはいけないのに。

わたしは確かにあの時望んでしまった

ゆい「雪は最低なんかじゃない。」

雪「ゆいの近くにいる価値もない!!」

そんなことを望んでしまうなら。

いっそ。

雪「ゆいわたしを殺してよ!!」

ゆい「雪!しっかりしろ!
自分を見失うな!お前は生きるんだ!」

雪「ゆいっ…生きているのがもぅ辛いの…」

ゆい「っ…そんなこと。もう2度と言わせない。
生きててよかったって絶対言わせる。
だから、あと少し。あと少し…まってて」