白と黒

それからは
こっそり施設を抜け出しては優雅に会いにいった。

ゆいのことを初めて誰かに話した。

優雅はそれが当たり前のように
今までどおり接してくれた

優雅「ゆーきちゃん!」

雪「優雅くん!」

優雅「新しいお家ここからそー遠くないんでしょ?」

小学校高学年になりわたしは
新しい家に引き取られたときも

雪「うん!」

優雅「俺会いに行くからね!」

優雅はその言葉通りわたしとゆいに会いに来てくれた

中学に上がった時も

優雅「雪ー!ゆいー!」

雪「ん?優雅!」

優雅はわたしたちのそばにいてくれた

新しい親が亡くなってしまったときも

優雅「大丈夫。俺がいるから」

泣くわたしの肩を優雅は支えてくれていた。

今もそう。

優雅は私達と一緒に成長してきた