ゆいはこうやって

心の部屋に白を取り入れようとしてるけど…

それよりも、わたしの心はどす黒く深く広がっている。

ゆい「…ゆき」

ゆいの弱々しい声が耳に響く

そうさせてるのはわたしなのに。ごめんなさい

ゆいの立つ所だけが白く輝いている。
今はそれが眩しくて、嫌い。

大好きなゆいの色なのに。
愛してたはずなのに…。

ギュッ

ゆいがわたしを抱きしめる。

っう…

苦しくなる。

ゆい「雪、愛してるよ」

ゆいに愛される資格なんてもうないのに。