雪side

あぁ…気持ちわるい

脳内に残るあの欲望にそまった鬼の顔

体が震える

いやだ…いやだ…いやだ…

ゆいっ…わたしは、…白には戻れない。

もう、いっそ…殺してよ。

ゆい「雪」

また今日も心を閉ざしたわたしに
あなたが歩み寄る。

でも

雪「…」

あなたと話すことも

ゆい「雪、こっちむいて」

あなたを映すことも

ゆい「ねぇ、抱きしめて」

あなたに触れることも

そんな資格わたしにはない…。