白と黒

ゆい『ゆき!おい、雪!』

ゆいの叫び声が聞こえる

雪「お、に。…なんで鬼が、ゆ、いに勝てない、か、わ、かる?」

わたしがそう聞くと少しだけ手を緩めてくれた
気がした

雪「っ…鬼のそーゆーところ、だよ」

鬼「どーゆーことだ」

雪「だから、そーやって、すぐ
頭に血が上ったり、わたしやみんなを傷つけるところ…
ゆいは、絶対にそんなことしない。
それが、鬼、
あなたの弱さだよ…」

わたしがそうゆうと鬼は緩めていた手を
更に強く強く力を入れた

優「雪!風空ふざけんな!」

廉太「姫!!」

成「これ以上はまずい!」

優雅「鬼許さねぇぞ!!」

そうみんなはむかってくるが
風空の力には敵わない

雪「ゔっ…」

鬼「この世は力が全てなんだよっ!!」

ゆい『雪!いいか限界にしろ!俺を呼べ!
俺に助けを求めてくれ』

ゆいの焦る声が聞こえる
だけど悪いねゆい。

雪『わたしはゆいを出す気はないよ。』

ゆい『なんで、ほんとに死ぬよ…』

雪「だって…わ、たし、は、いら、ない
そ、ん、ざ、い…っ」

ゆい『っ…ぃやだ…』

ポロポロとゆいからは涙が溢れる

ごめんね。

鬼「うっ、あ、うるさいお前は黙ってろ!!」

え…

わたしが力着きそうになったそのときだった