白と黒

雪「な、んで」

絞り出した声でゆう

?『全部知っている。
お前の居場所も、学校も、今つるんでいる奴も
お前が消えてから3日ですべてお見通しだ
俺らの力知っているだろ?』

っ!なんにも仕掛けて来なかったから油断してた
まさか、もぅすでにバレてるなんてっ…さすがだ

?『まぁ、俺も鬼じゃない。
“今″は泳がして置いてやる。だからこの1ヶ月半我慢したんだ。感謝しろよ?』

いや、こいつは鬼だ
いくら逃げたって、わたしを捕まえる。

?『だがな、そのうち会いに行く。
お前が変な行動でもしてみろ、すぐに潰してやる
てめぇと仲良しな優って奴とな
時期がきたら迎えにいく、そんときは
素直に戻ってこい
俺だってあんときのことは悪いと思ってんだ…』

優のことをいっている限り
居場所もすべてわかっていることはほんとうらしい。
最後に言った、彼の弱々しい声がわたしの気持ちを揺らがせる。

それと同時にまた蘇る

『ゆい』

そう求める彼らを

自然と涙が頬を伝っていた。

ツーツーツー

電話は一方的にきられ、機械音だけが耳に響く