白と黒

成「俺っ!兄貴がいて、兄貴は俺よりもずっと
頭もよくて、だからいつもそんな兄貴と比べられてて
毎日、毎日、両親から罵声を浴びせられてて
でも!それでも、誰よりも努力して
だけど、両親が俺を褒めてくれることは
1度だってなかった。
そして今日おれはここに閉じ込められて
だから死のうとしてた
こんな俺、こんな家、消えればいいってっ!」

俺は泣きながら男に訴えた
なんで初めてあったこいつにこんなことを
言うのかは分からなかったが
それでも、俺を照らしてくれた光だと思ったから
つかみたかったんだ

風空「ならこい」

男はそういった
だけど

成「出られないんだよ」

風空「飛び降りろ」

は!?

成「死ねって!?」

風空「受け止める」

成「なんだよそれ!一か八かじゃないか!」

もし、失敗したら

風空「あぁ、そうだよ、人生一か八かだろ」

ふっと風空は笑った

成「…あーもー!わかった!」