白と黒


ベットの上に

風空と雪がいた。

雪は乱暴に服を脱がされたのか乱れていた。

風空は雪に馬乗りになっている。

その意味は子供じゃない俺らにはわかっていた

風空「ゆいはどこだ
ゆいをだせ」

風空は呪文のようにゆいを求めていた

俺達は風空を死ぬ気で止めた


雪はただなにも言わず
生きているのか死んでいるのかも分からなかった
涙は枯れ、瞳は絶望の色をして、傷だらけの身体はぴくりとも動かなかった。

誰1人として口を開くことはなく。

九月下旬

金木犀の香りだけが部屋に香っていた。