「おぉじーどこいくのん?」

クラスの女子が教室を出ようとした私たちをとめた
ん?いや?王子?

優「急いでるから、またね?」

優はキラースマイルを女子にむける

「うんまってる♪」

じゃあと女子にヒラヒラと手を振り教室をでる

わたしはその女子に睨まれたが…

わたしも教室をでて、優の後をおう

雪「優さっきの王子って?」

わたしはさっき女子がいってた王子を聞いてみた

優「あー、あれね俺のあだ名みたいな?」

優は少し嫌な顔をしたが答えてくれた

雪「そうなんだ、なんかごめんね…」

優「んーん!大丈夫」ニコッ

なんかわかる気がするこの笑顔が絵本でよく出てくるような王子様みたいかも

雪「優…」

でも、その完璧に作られた笑顔は

優「ん?」

もしかすると

雪「むりしないでね?」

偽者かもしれない。

優「っ!?」

優はびっくりした顔をしたが
すぐに、いつの優に戻り

優「うん!」ニコッ

そう返事した