マンションに着くと翼は亜美を抱きかかえようとしたが亜美は松葉杖が有るからいいと断った。
「あらら、翼、振られちゃった?」と恭之助がからかう。
「恭にぃ煩いから!」
「はいはい、じゃまた明日ね亜美ちゃん!」と言って恭之助は帰って行った。
「ねぇ翼?恭之助さんかまた明日って?」
「ああ、送り迎え頼んだ。その足じゃ電車で行くの無理でしょ?」
嘘…
「ちょっと待って!恭之助さんだって仕事あるでしょ?私なんかの送り迎えだなんてダメ!私を過保護にしないでって頼んだでしょ!?」
「それは無理っていったろ?諦めろ」
翼はそう言うと亜美の頭をポンポンとする。
亜美は大きな溜息をついて諦めることにした。
玄関を入ると直ぐに美智が心配して迎えに出て来てくれた。
「亜美ちゃん大丈夫?痛い?」
「ご心配お掛けしてすいません。痛み止め飲んだので今は大丈夫です」
「翼、ちゃんと亜美ちゃんを見ててくれないと」
「分かってる。明日からはずっと側に居る。それより玄関にいつまで居させるの?」
「あっごめんごめん」
と、言うと美智が車椅子を出して来た。
「美智さん?これって…」
「松葉杖も大変でしょう?」
翼の過保護は美智さん譲りのようだ…
「あらら、翼、振られちゃった?」と恭之助がからかう。
「恭にぃ煩いから!」
「はいはい、じゃまた明日ね亜美ちゃん!」と言って恭之助は帰って行った。
「ねぇ翼?恭之助さんかまた明日って?」
「ああ、送り迎え頼んだ。その足じゃ電車で行くの無理でしょ?」
嘘…
「ちょっと待って!恭之助さんだって仕事あるでしょ?私なんかの送り迎えだなんてダメ!私を過保護にしないでって頼んだでしょ!?」
「それは無理っていったろ?諦めろ」
翼はそう言うと亜美の頭をポンポンとする。
亜美は大きな溜息をついて諦めることにした。
玄関を入ると直ぐに美智が心配して迎えに出て来てくれた。
「亜美ちゃん大丈夫?痛い?」
「ご心配お掛けしてすいません。痛み止め飲んだので今は大丈夫です」
「翼、ちゃんと亜美ちゃんを見ててくれないと」
「分かってる。明日からはずっと側に居る。それより玄関にいつまで居させるの?」
「あっごめんごめん」
と、言うと美智が車椅子を出して来た。
「美智さん?これって…」
「松葉杖も大変でしょう?」
翼の過保護は美智さん譲りのようだ…

