「ねぇじゃどうして言ってくれなかったの?私が坂井君の所に居候する事になるかもしれないって?」
「聞いてたらどうした?」
「え?…それは…」
「立花の事だから俺に遠慮してうちに来る事断っただろ?」
「うん…多分…」
「だから言わなかった。気まずくなるの嫌だったし」
「じゃ今は気まずくないの? 私が一緒に住んで色々見せなくてもいい家での坂井君を私に見られるんだよ?」
「立花なら見られても良いと思ったから反対しなかった」
私なら?
「ねぇそれってどういう意味?」
「さぁな?」
「ちょっちょっと教えてよ!」
「勉強以外頭の悪い立花には一生分かんないかもな?」
「ひどっ…」
「さぁもう少し頑張るかな? 今回も立花に負けられないからな!」
「私だって今回は負けませんからね!」
と、ふたりは部屋に戻って行った。
亜美は机に向かって教科書を開くが翼の言葉が気になってしまう。
『立花なら見られても良いと思ったから反対しなかった』
私ならってどういう意味だろ?
口が硬い私なら誰にも喋ったりしないと思った?
それとも色気のない私は恋愛対象外だから素を見られても平気?…
ああ…もう分かんない!どういう意味よ!
「どうしよう気になるじゃない! こんなんじゃ勉強なんか頭に入んない…もう今日は寝よ!」
亜美はベットに入ったものの気になって眠ることも出来なかった。
「聞いてたらどうした?」
「え?…それは…」
「立花の事だから俺に遠慮してうちに来る事断っただろ?」
「うん…多分…」
「だから言わなかった。気まずくなるの嫌だったし」
「じゃ今は気まずくないの? 私が一緒に住んで色々見せなくてもいい家での坂井君を私に見られるんだよ?」
「立花なら見られても良いと思ったから反対しなかった」
私なら?
「ねぇそれってどういう意味?」
「さぁな?」
「ちょっちょっと教えてよ!」
「勉強以外頭の悪い立花には一生分かんないかもな?」
「ひどっ…」
「さぁもう少し頑張るかな? 今回も立花に負けられないからな!」
「私だって今回は負けませんからね!」
と、ふたりは部屋に戻って行った。
亜美は机に向かって教科書を開くが翼の言葉が気になってしまう。
『立花なら見られても良いと思ったから反対しなかった』
私ならってどういう意味だろ?
口が硬い私なら誰にも喋ったりしないと思った?
それとも色気のない私は恋愛対象外だから素を見られても平気?…
ああ…もう分かんない!どういう意味よ!
「どうしよう気になるじゃない! こんなんじゃ勉強なんか頭に入んない…もう今日は寝よ!」
亜美はベットに入ったものの気になって眠ることも出来なかった。

