背伸びして、キス



「洋介さんがいてくれたから。私の世界はこんなにも明るく変わったの。ありがとう、洋介さん」

「俺じゃない。一華自身が頑張ったからだろ」



私に近づき、顔を覗き込んで優しく微笑む。
温かい、大好きな笑顔。




「おめでとう、一華」




差し出された小さな花束。
色とりどりの花が可愛い。




「わぁ、可愛い」

「これ持って、ここで立ってるの、すげー恥かしかったんだからな」

「ふふっ、確かに」

「さっき、ご両親に会った。お礼、言われたよ」

「そうだったんだ・・・」




だから、先に帰ってるって言ったんだ・・・。
二人とも、洋介さんの事本当に認めてくれたんだ。


嬉しい。