「洋介さん!?」 どうして? 今日は、仕事だって言ってたのに。 「半休もらって、来た」 「嘘・・・」 「今日は、一華の特別な日だからな」 私の横を通り過ぎていく同級生たちがチラチラとこちらを伺っている。 でも、そんな事もお構いなしに私は嬉しくて涙が滲んだ。 「おめでとう、一華」 「ありがとう・・・っ」 「泣き虫」 「だってぇ・・・」 来てくれるなんて思わなかった。 思わず零れてしまった涙を手で拭う。 嬉しいんだから、笑わなきゃ。