背伸びして、キス



「ちょっと、責任感じてるんだよね。俺も」

「え、どうして・・・」

「俺、見ちゃったんだよ。クリスマスの日、レストランにいただろ?俺、外をたまたま通ってさ」

「あ・・・」

「一緒にいた男、見たことなかったけど、ここの店員だったんだな」



みられてたんだ・・・。
仕方ないよね。
だって、私はそれくらい軽はずみなことをしてしまったんだ。



「一条に、ぽろっとそのこと突っついちゃってさ」

「え・・・、洋介さん、知ってたんですか?」




聞いてた・・・。
だから、あんなこと言ったの?
他に、もっといい人がいるなんて。

あんなに私は洋介さんの事責めたのに。




「あれは、デートとか、そういうんじゃなくて・・・」

「うん。聞いた。あいつがすっぽかしたんだってな」

「・・・・・・」