昨日来れなかったのは、その人といたから? 私に言ったことは、嘘だったの? もう、なんとも思ってないって。 ふっ切れたんだって。 そう言ってくれたのに。 今は私が大事だって。 二人は、私がいる場所とは反対方向へ並んで歩いて行ってしまった。 追いかけることも、叫んで引き止めることもできない。 洋介さんは、私より彼女を選んだんだ。 一度も、連絡すらする気にならないくらい。 私の事も忘れるくらい。 信じてたのに。