背伸びして、キス



メール画面を呼び出して、洋介さんに謝りの文章を討ち始めた。



「一華!」




その時、聞こえるはずのない声。



「え・・・」



顔をあげると、肩で息をしている洋介さんの姿。
どうして・・・。




「お前、・・・バカか!こんな時間に出歩いて!なにかあったらどうするんだ!」




洋介さんは、すごく怒ってた。
こみあげてくる涙。
怒られて当然だ。


「ごめんなさい・・・」

「・・・はぁ。・・・いや、悪い。もとはといえば俺のせいだな」

「ちがっ・・・!違うんです!ごめんなさい!そうじゃない・・・。会いたかったのは本当だけど・・・こんな風に迷惑かけるつもりじゃなくて・・・この前の電話でちゃんと満足できてたんです。すごく嬉しかったから」




やっぱり、言うんじゃなかった。
すごく急いできてくれたんだってことがわかる。

電話してすぐに来てくれたの?
仕事終わってないって言ってたのに・・・。


私のせいで。




「俺も、会いたかったよ」

「え・・・」