背伸びして、キス



「社会人はそりゃ大変かもしれないけどさ。一華ばっか我慢する必要ないじゃん」

「我慢・・・してるわけじゃないんだけどさ・・・」

「でも会いたいんでしょ?」

「そりゃあ・・・」



会いたいよ。
好きだもん。

毎日だって会いたい。



「学校で会えるわけじゃないんだから、会おうってならないと会えないんでしょ。余計じゃん」

「うん・・・」




同じ学生で同じ学校に通ってたらなんて、そんなの考えるだけ無駄だ。
それでも、やっぱり少しは考えてしまう。


それは会いたいからで。
もっとそばにいたいから。



なんだかどんどんわがままになっていくみたい。