「初めまして、足立一華です」
「わぁ、可愛い!わかぁい!」
「女子高生?いいなぁ!!」
到着して早々私はお姉さま方に捕まっていた。
お化粧ばっちり、大人の女性オーラが抜群の女の人たち。
す、すごい・・・!
これが色気ってやつ!?
「あ、あの・・・今日はよろしくお願いします」
「一条くんが初めて人を連れてくるっていうからどんな子かって噂してたのよ」
「え・・・」
そう言って話しかけてきたのは、見覚えのある女性だった。
一条さんと、キスしていた人・・・!
仕事が出来そうなきりっとした人。
酔っ払ってでも、一条さんの唇を奪った人!
「高校生だったなんてびっくりね。親戚の子かしら?」
「え・・・?」
今、なんか雰囲気・・・。
「工藤さん、これこっちでいいんですか?」
「ああ、うん。作るスペースと食べるところは別にしようかなって話してたの」
別の人が声をかけてきたため、女の人はそっちに行ってしまった。
少しホッとする。


