背伸びして、キス



「お前、なんか目の下クマできてねぇ?」

「えっ!?化粧で隠せてませんか!?」

「寝てないのか?」

「いえ・・・そういうわけじゃないんですけど・・・」




緊張で寝れなかった、なんて情けなくて言えない。
くそぉ。
若さで乗り切れるかと思ったのに・・・。




「今日はありがとな。突然誘って悪かった」

「いえ。でも、本当によかったんですか?私がいって・・・」

「ああ、本当に畏まった奴じゃなくて、会社の気心知れたメンバーの集まりだから」

「そうなんですね」



気心知れたってことは、友だち同士みたいな感じってことなのかな。
じゃあ、少しは気が楽なのかな・・・。



「まぁ、俺と同世代のやつばっかだから、つまらないかもしれないけど」

「そんなことないです!」



一条さんの事、いろいろ知るチャンスだよね!
そう思ったら、少し楽しみかも。