ただ気づいてほしくて

雪の番が来てゴールまでやっとたどり着いた。


「久しぶりだな雪」



「伊月くん!」



走った後すごく寂しそうな顔をしていた。



だが俺を見た瞬間



朝の満面の笑みとは、違った笑い方をした。