(短編)運命の赤い糸の行先は。




「・・・・夏菜、萌琉に死ねとか言ってたから。どーでもいい。腹立つ。」



伊織は一瞬こわばった顔をして、「そっか・・・・」と、悲しそうな声を漏らした。



そうだった。



コイツは夏菜が好きだったんだった。



☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..



「月希、あたし。キスして欲しいの。」



いきなり、萌琉が、可愛いことを言ってきた。



「・・・・言ったからには覚悟しろ。」




誰もいない屋上で影が重なった。



「あ、あふぅ、あ、つ、月希ぃ。」



ディープ・キスでこんな声出すとは・・・・



エロいヤツ。



可愛いすぎる。



☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..



そうして、俺らは二十歳になった。



今は結婚をし、子供が萌琉のお腹にいる。



「あ、伊織?子供の名前はね。女の子で・・・・」


ツキル
「「月希琉」」



俺は幸せ者だ。



神様、さんきゅ。



萌琉、I love you。