(短編)運命の赤い糸の行先は。




「萌琉・・・・?」



勇気出して、謝らないと。



「・・・・伊織!?どーしてここに・・・・」



いちばん俺を好きでいてくれた。



夏菜よりも・・・・



俺はそれに、応えることはできる。



この子の気持ちを消したくない自分がいる。



夏菜は・・・・。



月希を好き。



俺は、萌琉が隣にいて欲しい?



ようやく自分の答えを見つけた。



「ごめんなさい。」



「え・・・・?どーして、伊織が謝るの?」



「萌琉・・・・萌琉の気持ちに気づいてあげれなかったから・・・・その、ごめんなさい。」



あと、「好き」だと言おう。



幼馴染みの関係を潰してもいい。



俺は夏菜よりも萌琉が好きだったみたいだ・・・・



萌琉は。