『で、要件は何』
秀「それがな、奏音...」
急に真面目な顔で腕を組み黙り込んだ。悪い知らせ、か。
秀「朝早く担任が俺のところに来たんだけど、奏音があまりにも学校にこなさ過ぎて、自分が指導しても聞かないからっつって...」
『で?』
秀「お前は学校に来るだけでも許してやるから留年だけはしないでくれ、って伝えろとのこと」
『...よしっ』
秀「よしっ、じゃねーよ!俺を見習え俺を!無遅刻無欠席無早退の俺を!!」
先生達は遂に基準を下げたか
それにしても早かったな、まだ六月だぞ
でも秀を見習うのは...
『無理なこった!』
秀「なんでだよ!」
『まぁなんでもいいだろ?』
秀「っておい、どこに行くんだよ」
伸ばされた腕を振り払い、
『さぁ、ぶらぶらと?』
席を立ち、ドアの方まで駆け屋上に向かった
秀「それがな、奏音...」
急に真面目な顔で腕を組み黙り込んだ。悪い知らせ、か。
秀「朝早く担任が俺のところに来たんだけど、奏音があまりにも学校にこなさ過ぎて、自分が指導しても聞かないからっつって...」
『で?』
秀「お前は学校に来るだけでも許してやるから留年だけはしないでくれ、って伝えろとのこと」
『...よしっ』
秀「よしっ、じゃねーよ!俺を見習え俺を!無遅刻無欠席無早退の俺を!!」
先生達は遂に基準を下げたか
それにしても早かったな、まだ六月だぞ
でも秀を見習うのは...
『無理なこった!』
秀「なんでだよ!」
『まぁなんでもいいだろ?』
秀「っておい、どこに行くんだよ」
伸ばされた腕を振り払い、
『さぁ、ぶらぶらと?』
席を立ち、ドアの方まで駆け屋上に向かった
