すると流美は衝撃的な一言を発したんだ。


「あのね。。」

「川原君って彼女とかいるの?」

。。。

。。。

油断していた。

更によくよく見ると流美が立つ隣には。。。

いつも流美と行動を共にしている、名前は知らないがヤキソバパーマで色白、ニキビ、小太り女がモジモジしながら僕を見ている。

。。。

。。。

「知らねーよ」


僕は一言そう答えて足早に寮へと向かった。

短いトキメキを与えてくれた僕の恋も終わりを告げ。。。

その後は言うまでもなく、体臭と水虫とワキガに囲まれた角刈りライフをエンジョイすることになる。

八ヶ月間。。。