そんな折の突然の電話だった。


警察学校生が外部と連絡を取る為には基本的に刑務所と同じで手紙なのだが緊急の場合は電話が許される。


電話の相手はお袋

電話がきた時点で嫌な予感はしたのだが

お袋は泣いてはいないが。。。

無表情と言うか魂の抜けたような声で電話を切った。







線香の匂いが立ち込める部屋で横たわる親父。


変わり果てた姿でピクリとも動かなくなってしまった親父。。。。