「ハァハァハァハァ...大翔早いよ!」



「お前が遅いだけ!よっしゃージュース奢りね~。オレンジジュースな!」

おっしゃー!と喜んでる大翔。
なんか可愛い。
ふと財布を見てみると。
1000円札が1枚ただそれだけ。


「今金欠なのに...」


「お前が言いだしたんじゃん!」

ヤバイヤバイ。逃げよーっと。

「てか、クラス発表じゃん!早く行かな
きゃ!!」


ダッシュでクラス発表の紙がはりだされているとこにむかう。大翔をおいて...笑




えっとー、探すの苦手だなぁ
1組にいたら見つけやすけどなぁ
「松崎菜子......菜子...!あぁあったー!1年1組かぁー!」



てかホントに1組じゃん!っと自分でツッコミする!笑




「おーはよ!菜子♡」


「りっちゃーん!おはよ!!」



りっちゃん~高橋莉奈~とは中学生からの親友なの♪ウフフ♡


「クラスどう?一緒??」



「ななななんとですね!一緒でーす♪
1組だよー!今年もよろしくね」


「やったー!菜子と一緒でホント嬉しいよ。菜子の旦那さんも一緒?」


「旦那さんって/// それが一緒です!」

「ほんと?」

「うん!」

「「イェーイ!!!!」」



私は、りっちゃんと大翔と同じクラスになれた事だけで本当に嬉しい♪
高校生活エンジョイするぞーー!!!


ガラガラ...
私たちがはしゃぎすぎたせいか、もう予鈴は鳴ってて急いで席についた


りっちゃんとは席が離れたけど 大翔は私の斜め後。いつもは隣なんだけどなぁ。
名字が「ま」から始まるからね


「大翔ー同じクラスだったね」


「おう。よろしく
てか、ジュース奢れよ!喉乾た」


「はいはい、後でね」


大翔と話してたら、りっちゃんが私のほうを見て笑っている。なんだろう?
私の顔変かな?まぁいいや