あなたを愛して




翌朝

眠い目をこすりつつ、布団から起き上がって頭を整理した。

‥夢?


あまりにも唐突すぎて現実味がわかなくて、もう一度昨日のメールを見た。


『付き合って』

「‥」


夢じゃ、ない‥。


「や、やったぁーーっ!」


そのとき、私は初めて喜びの声をあげた。


リア充だ!両想いだ!きゃーっ!


もうニヤニヤが止まらなくて、今にも暴れ出したい気分。


‥あ、そうだ。


私は、もう一度携帯を開き1人の同級生にメールした。