「ほら、帰ろ!」 いつもよりは少しゆとりのあるリュックを背負って学校をあとにした。 「ねぇ、彩果。真面目にどうかした?」 しばらく歩いていると、不思議そうにかつ真面目そうに聞いてきた。 「え?なんで?」 「彩果いつも変だけど、今日は何かそれより変だよ。」 失礼だな、と言い返そうかと思ったけど、目が真剣だったからやめた。