「…か!彩果!」 「ふぁい!?」 「ふぁいって…。 どしたの?そんなボーっとして。 ほら、もう帰るよ。」 気付いたらもう帰りの時間になっていた。 お、おぅ…。 私今日何の授業受けたんだよ…。 友達の不思議そうな顔を横目に、私は机の中のものを全部引っ張り出してリュックに詰め込んだ。 「相変わらず汚いなぁ。」 「あはは、そーだねぇ。」 「え?」 「へ?」 「ど、どーしたの? いつもならうっせぇボケェとか言ってくるのに。熱でもある?」 「し、失礼な…。」