翌朝、私は泣きはらした目を冷やすこともなくそのまま学校へ行った。
「…はぁ。」
ふとついたため息にも何だか嫌悪感を抱いてしまって、そんな自分にもっと嫌気が指す。
教室にはまだ誰もいなく、いつもなら席についたら本を読んだり勉強したりするんだけど今日はそんな気になれず、頬杖をついてぼーっとしていた。
どれくらいたっただろうか。
カタン、と音がしたので、そちらの方へ目をやると、そこには胡桃ちゃんが立っていた。
「彩果ちゃん。」
「え?」
胡桃ちゃんは1年の頃に同じクラスで、少し仲が良かったけど、最近はあまり喋っていなかった。
