あなたを愛して



ピロン♪


「ん?」

確かその日は授業参観の日で、夜は1人でゴロゴロしていた。


まだガラケーしか持たせてもらえなかった私は、必死でその人のメアドをゲットしたのだ。

でも、どんな会話をしたら良いのか分からず結局自分からメールを送れなかった。



「誰からだろ、せっかくくつろいでたのにぃー‥」

夜10時にきたメールにブツブツ文句を言いながら宛先を確認すると

「っ⁉︎」

そこには彼の名前が。