あなたを愛して

ため息ともに横を向いていた秋葉が、ふと私を見てぎょっとした顔をした。



「な、なんでお前が泣くんだよー...。」



「うぅ...、わ、私だって

付き合ってるのバラして欲しいとかそんなんじゃないけど、あんまメールもしてくんないしデートにだって行ったことないし

寂しいよぉ...」




ボロボロと涙を溢れさせた。




「わかった、わかったから。

頼むから今ここで泣かないでくれ。」




周りの女子の秋葉への視線が痛い。